詐欺師自由人(仮)

私の雑記帳

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秋の夜叉神峠 登山(ハイキング) 紅葉 鳳凰三山の入り口

夜叉神峠・鳳凰三山登山口

秋の夜叉神峠登山です。夜叉神峠は学生時代、山岳部の初めての登山で鳳凰三山に登った際に通過したところです。懐かしさもあり登ってきました。

山梨県の南アルプス市芦安の南アルプス林道を上がっていくと登山口があります。道路幅も多少狭いところもありますが先日の金峰山などから比べるとアクセスも容易で簡単い行くことができます。 

夜叉神峠 鳳凰三山 登山口

登山案内 夜叉神 鳳凰

登山開始

今回も一緒に登るのは知人です。だいぶ歳は離れていますが私より体力もあり元気な方です。何も考えずガンガン行くタイプの方なので私はいつも置いて行かれます(笑)

鳳凰三山 登山 入口

登山道入り口付近。ガレも多く登り初めにしては斜度もきつめです。2度目ですがこんなところだっかなといろいろ昔を思い出しながら登山していきます。学生時代はトレーニングもなしでいきなり鳳凰三山に連れていかれましたが今考えるとあの時代の緩さ加減の酷さに驚きます。ゴールデンウィークの登山でしたが夜叉神峠以降の道はほとんど雪道、アイスバーンの中アイゼンなどの装備もありませんでした。貧乏な部でしたが今だと問題になるかもしれませんね。顧問の先生だけは自分のを持っていましたが・・・

 

夜叉神峠 中腹

夜叉神峠中腹くらいまで来ました。少し紅葉には早かったようです。足場が悪く予想以上に疲れます。学生時代の登山の時は一度この辺りでつぶれました。荷物配分も適当だったため新入部員の私の荷物が重すぎたためです。当時の重い6人用くらいのテントと料理用の根菜類など重いものばかりでした。私のリュックを持った部長が気付き、ここで荷物の分配をしてくれました。そこからは問題なく登山できました。

 

夜叉神 紅葉

夜叉神峠

夜叉神峠

昔を懐かしみながら登山していきました。だんだん秋らしいところも出てきましたね。

 

夜叉神峠頂上

頂上です。北岳も見えます。ここまで50分くらいかかったでしょうか。同じ勾配がずっと続く登山道なので距離や登山時間の割に疲れました。学生時代のイメージのせいかもしれませんが。

ただ登山道は広く整備されているの登りやすいです。また、高所恐怖症の私には多少の恐怖を感じた場所もありましたが慣れれば大丈夫なレベルです。多分、普通の方はどこが怖かったかわからないレベルでしょう(笑)

夜叉神峠 頂上 北岳

頂上には小さなキャンプ場と山小屋があります。ここから鳳凰三山に向かうこともできますがここからは時間はかかるもののそれほど斜度などなく比較的平坦な尾根を行く記憶です。当時は南御室小屋まで行き、一泊し翌日鳳凰三山に行く予定でしたがあいにく吹雪になり引き返して下山しましたのでその先はわかりません。ただ高所恐怖症の私に先の稜線を歩けたのかわかりません。下山は重かった根菜もなく、マージャンも先生に没収されたため荷物が軽く楽でした。自分の荷物を軽くしろと生徒に酒を飲ませていましたがおおらかな時代でしたね。ちなみに没収したマージャンは山小屋でやっていたそうです。

夜叉神峠 頂上 風景

高谷山 頂上

夜叉神峠だけでは物足りなかったので隣の高谷山まで足を延ばしてみました。こちらにはあまり人も来ないようで登山道も狭く笹が茂っていました。ここで恒例のラーメンとコーヒーを飲み戻ります。

夜叉神峠 紅葉

今回の登山で唯一綺麗に紅葉していたカエデです。はやり少し早かったのかなぁ。

夜叉神峠 山小屋 甘酒

高谷山で食事をしましたがこの時期は肌寒く冷えたので夜叉神峠の山小屋に戻り甘酒を飲みました。横の塩昆布がまたうれしいです。

そして今回びっくりしたのが人形を持って登山しているグループがいました。看板の上に人形を配置して写真などを取っていました。鳳凰三山側から来たのであれを持って登ったのか?そしてさらに驚いたのが撮影用の台としてブロック塀のブロックを2個カバンに入れている方がいたことです。すごい体力です。あれには私も知人も驚かされませた。あの重量を担いで登っていたのか・・・いくら撮影のためとはいえ私たちには無理な重量です。

今上天皇 登山 碑

 下山したときに見つけました。今上天皇が皇太子時代にここを登山した記念碑です。古いものなのでいつの時代かわかりませんがここに来られたんですね。

何十年ぶりの夜叉神峠登山でした。学生時代の苦い思い出ばかりになってしまいました。登山コースとしては往復の時間は短めで練習にも向いていると思います。次回はもう少し足を延ばして鳳凰三山方面にも行ってみたいと思います。その時の根性次第ですが。

また、学生時代のことを書きましたが経験がなく登山、装備問題などいろいろありましたがあの時代はあんなものです。最近は遭難などすると登山の装備が悪いなど自己責任問題などありますが・・・